郵便局の委任状の書き方!代理人の受け取りに必要なものとは?

郵便局の委任状の書き方

郵便物や荷物を代理人に受け取ってもらいたいけれど、「郵便局の委任状ってどうやって書くの?」と悩んでいませんか?

委任状の作成方法や注意点を知らないと、受け取りがスムーズに進まない可能性があります。

このページでは、郵便局の委任状の具体的な書き方から、必要な書類や代理人に持って行ってもらうものまで、分かりやすく解説します。

郵便局の委任状の書き方

郵便局で委任状を作成する際には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

以下に、委任状に含めるべき項目を詳しく説明します。

委任状に含めるべき内容

1. 委任者の情報

  • 住所:委任者の現住所を記載します。郵便局で本人確認を行う際に必要です。
  • 氏名:フルネームで正確に記載してください。
  • 印鑑:認印で問題ありませんが、シャチハタは避けた方が無難です。

2. 代理人に関する情報

  • 住所:代理人の現住所を記載します。
  • 氏名:代理人のフルネームを記載します。
  • 印鑑:代理人も認印を用意しましょう。

3. 委任内容の具体的な記載

  • 委任事項:何を委任するのか明確に記載します。例:「〇〇郵便局にて、差出人〇〇からの書留郵便物を受け取る権限を委任します。」
  • 郵便物の種類や内容:普通郵便、ゆうパック、書留などを明記します。問い合わせ番号や差出人名が分かる場合は記載するとスムーズです。

4. 郵便局の情報と日付

  • 郵便局の名前:受け取りに行く郵便局名を記載します。
  • 作成日:委任状を作成した日付を記載します。これにより、委任状の有効性が明確になります。

手書きがベスト

記名捺印でも受け取りが可能な場合がありますが、念のため、委任者本人が氏名や住所を手書きした方が信用性が高まります。

また、内容が簡潔かつ明確であることが重要です。

郵便局の委任状のテンプレート

郵便局の委任状のテンプレート

郵便局の委任状のテンプレートのダウンロードはこちらからできます。

>>郵便局の委任状のテンプレート(Word)

委任状の例文

以下は委任状の例文です。

委任状

私は、以下の郵便物の受け取りを〇〇郵便局にて代理人に委任します。

委任者
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
氏名:山田 太郎
印鑑:印

代理人
住所:東京都〇〇区〇〇町4-5-6
氏名:鈴木 花子
印鑑:印

委任内容
郵便物の種類:書留郵便
差出人:株式会社〇〇
問い合わせ番号:123456789

日付 2024年1月1日

上記でダウンロードできる郵便局の委任状のテンプレートの記入例は以下の通りです。

郵便局の委任状のテンプレート例

若干表記が異なりますが、どちらでも問題なく受け取ることができます。

郵便局での代理人の受け取りに必要なもの

郵便局で代理人が郵便物を受け取る際には、同居している家族の場合と、そうでない人の場合で必要なものが異なります。

それぞれ準備するものを確認しましょう。

同居している家族の場合

同居している家族が代理で郵便物を受け取る場合、委任状は必要ありません。

これは、郵便局が同一住所に住む家族を信頼関係の中で認めているためです。

ただし、以下のものを準備してください。

  • 代理人の本人確認書類:運転免許証や健康保険証など、有効な身分証明書を持参してください。
  • 印鑑:受け取りの際に必要になる場合があります。認印で問題ありません。
  • 不在通知表(ある場合):郵便局から届いた不在通知表があると手続きがスムーズです。

同居家族以外の場合

同居しているが姓が異なる場合、別の住所に住む家族、あるいは友人に代理を頼む場合は、委任状が必須となります。

この場合、以下を準備してください。

  • 委任状:委任者(郵便物の受取人)が作成し、必要事項を記入しておきます。郵便物の種類や内容、代理人の氏名・住所などを明記します。
  • 代理人の本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカードなど、代理人の身分証明書を用意してください。
  • 印鑑:代理人が受け取る際に必要です。
  • 不在通知表(ある場合):郵便局からの不在通知があれば持参しましょう。

郵便局で代理人の受け取りができないケース

郵便局では多くの場合、代理人が委任状や必要書類を持参すれば郵便物を受け取ることができます。

しかし、「本人限定受取郵便」に関しては、代理人による受け取りは認められていません。

これは、その名の通り「郵便物の受け取りは本人のみ」と厳格に定められているからです。

郵便局の委任状の書き方!代理人の受け取りに必要なものとは?のまとめ

郵便局で代理人が郵便物を受け取るには、状況に応じた準備が必要です。

同居家族の場合は委任状は不要ですが、代理人の本人確認書類や印鑑、不在通知表が必要です。

同居家族以外の場合は、委任状が必須となり、代理人の本人確認書類や印鑑、不在通知表も準備します。

ただし、「本人限定受取郵便」は代理人が受け取ることはできず、受取人本人が本人確認書類を持参して郵便局に行く必要があります。

事前に必要書類を確認し、スムーズに受け取れるよう準備を整えましょう。