郵便局で使われる赤と青の払込取扱票、手数料がいくらなのか気になったことはありませんか?
特に窓口、ATM、コンビニでの支払いでは手数料に違いがあるのか不安な方も多いはずです。
本記事では、それぞれの支払い方法ごとの手数料の違いや、どの方法が一番お得なのかをわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、ムダな手数料を払わずに済む選び方がわかり、よりお得に賢く支払いを済ませられるようになります。
郵便局の払込取扱票の手数料
郵便局の払込取扱票を使う際に、赤と青の用紙で手数料が変わることをご存じですか?
本章では、赤と青それぞれの払込取扱票の特徴や手数料の違いについて詳しく解説します。
赤の払込取扱票の手数料
赤の払込取扱票を使った支払いでは、ATM、窓口、現金払いのいずれの方法を選んでも、支払う側の手数料は0円です。
以前は現金払いの場合、手数料として110円が必要でしたが、2024年1月22日(月)以降、この手数料が廃止され、より利用しやすくなりました。
これは、郵便局を利用する多くの人にとって朗報です。
なぜ手数料がかからないのかというと、赤の払込取扱票の場合、手数料は相手側(例:通販会社や公共料金を請求する企業)が負担する仕組みだからです。
そのため、こちらが追加費用を心配する必要はありません。
赤の払込取扱票がよく使われるケース
通販の代金支払い:カタログやネット通販で、赤い取扱票が同封されている場合。
公共料金の支払い:水道代や自治体からの請求書に赤い取扱票が使われることが多いです。
このように、赤の払込取扱票は、手数料負担がないため、支払う側にとってとても便利な方法です。
もし手元に赤い用紙があれば、安心して利用してください。
青の払込取扱票の手数料
青の払込取扱票を使った支払いでは、金額や支払い方法によって手数料が変わります。赤の払込取扱票と違い、手数料は基本的に支払う側が負担する仕組みです。
以下に詳細を分かりやすくまとめました。
一般・DT帳票 | 窓口 | 5万円未満 | 203円 |
5万円以上 | 417円 | ||
ATM | 5万円未満 | 152円 | |
5万円以上 | 366円 | ||
振替MTサービス | 窓口 | 5万円未満 | 122円 |
5万円以上 | 336円 | ||
ATM | 5万円未満 | 71円 | |
5万円以上 | 285円 | ||
公庫等 | 窓口 | 30円 | |
ATM | 30円 | ||
公共料金 | 窓口 | 5万円未満 | 30円 |
5万円以上 | 254円 | ||
ATM | 5万円未満 | 30円 | |
5万円以上 | 254円 |
コンビニの払込取扱票の手数料
バーコード付きの振込取扱票であれば、郵便局だけでなくコンビニでの支払いもできます。
特にコンビニは24時間営業している店舗が多く、郵便局の営業時間外でも支払えるのが大きなメリットです。
コンビニの払込取扱票の手数料はコンビニによって変わってきます。
・セブンイレブン
- 1万円未満:110円
- 1万円以上~5万円未満:220円
- 5万円以上 :440円
全国に店舗が多く、利用しやすいですが、高額の支払いになると手数料がやや高くなります。
・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・山崎製パン系列
- 1万円未満:110円
- 1万円以上~5万円未満:220円
- 5万円以上:550円
セブンイレブンと同様、広く利用できますが、5万円以上の手数料は最も高いため、注意が必要です。
・ポプラ系列・しんきん(MMK設置店)
- 1万円未満:66円
- 1万円以上~5万円未満:110円
- 5万円以上:330円
手数料は他のコンビニよりも低めですが、店舗数が限られているため、利用可能か確認が必要です。
郵便局と大手コンビニの手数料を比較した場合、1万円未満の場合はコンビニ払い、1万円以上の場合は郵便局払いがおすすめです。
近くにある場合はポプラ系列・しんきんが一番安いです。
郵便局の赤と青の払込取扱票の手数料!窓口とATMとコンビニの違いまとめ
赤の払込取扱票:支払う側の手数料は0円。相手(通販会社など)が負担するため、窓口・ATM・現金払い全て無料。
青の払込取扱票:金額や支払い方法で手数料が異なる。ATMを使うと窓口よりも手数料が安くなるケースが多い。
コンビニでの支払い:バーコード付きであれば支払い可能。手数料はコンビニにより異なる。ポプラ系列が比較的安価、ローソンやセブンイレブンでは高額時の手数料がやや高め。
赤の払込取扱票であればどこを利用しても構いませんが、青の払込取扱票の場合はATMやポプラ系列を使うと手数料を安く抑えることができます。