「戻ってきた郵便物の切手、また使える?」
手紙や荷物を送ったのに、住所間違いや受取人不在で戻ってきた…。
そんなとき、貼った切手はどうすればいいの?「このまま再利用できる?」「消印がなければ使ってもいい?」と悩む人も多いはず。
間違った使い方をすると、思わぬトラブルになることも。
本記事では、戻ってきた郵便物の切手の扱い方や再利用の可否をわかりやすく解説します。
戻ってきた郵便物の切手は再利用できる?
郵便物が戻ってきたとき、貼った切手をそのまま使えるのか気になる人も多いでしょう。
しかし、基本的に戻ってきた郵便物の切手は再利用できません。
その理由の一つは、郵便を送るためにすでに料金が発生していることです。
郵便局では、切手が貼られた郵便物を引き受けた時点で配達のための手続きが始まります。
たとえ宛先不明や受取人不在で戻ってきたとしても、一度は郵便局が動いたため、改めて同じ切手を使うことはできません。
また、多くの場合、郵便物には消印が押されています。
消印とは、郵便局が「この切手は使用済みです」と証明するための印です。
消印がある切手は再利用できないルールになっています。
仮に消印がはっきり見えない場合でも、切手を剥がして再利用することは郵便法に違反する可能性があるので注意が必要です。
戻ってきた郵便物の切手が使えないのは残念ですが、郵便物を確実に届けるための仕組みでもあります。
今後、郵便を送る際には、宛先の確認をしっかり行い、戻ってこないように気をつけましょう。
戻ってきた郵便物の切手は再利用できる?のまとめ
戻ってきた郵便物の切手は再利用できません。
郵便局が引き受けた時点で料金が発生しており、たとえ配達されなくても新たに切手を貼る必要があります。
また、郵便物には消印が押されているため、使用済みとみなされます。
仮に消印が薄くても、切手を剥がして再利用することは郵便法に違反する可能性があります。
郵便物が戻ってこないように、宛先を正しく確認することが大切です。