大切な方が亡くなられた際、心を込めてお悔やみの気持ちを伝える「弔電」。
郵便局で送る場合の手続き方法や費用、注意点がわからず、不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、郵便局を利用して弔電を送る具体的な方法を、初めての方でもわかりやすく説明します。
WEBでのやり方と窓口でのやり方を紹介しつつ、受付時間や料金などについても併せて紹介します。
郵便局での弔電の送り方
郵便局では、大切な方が亡くなられた際に心を込めてお悔やみの気持ちを伝えるため、「レタックス」というサービスを提供しています。
このサービスでは、弔電としてメッセージを送ることができ、送信方法は「Webレタックス」と「郵便局窓口での手続き」の2通りがあります。
それぞれの方法について、手順や注意点を詳しく紹介します。
WEBでの弔電の送り方
Webレタックスを使えば、24時間365日、どこにいてもオンラインで簡単に弔電を送ることができます。
手続きの流れは次の通りです。
1. 台紙を選ぶ
多くの台紙デザインが用意されており、シンプルなものから華やかなものまで選択可能です。
故人や送り先の方の趣味や好みに合わせた台紙を選ぶと、より心のこもった印象を与えられます。
2. メッセージとイラストを選ぶ
メッセージは、自分で書くこともできますし、文例集から選ぶこともできます。
初めて弔電を送る方でも、適切な表現が見つかるので安心です。
また、必要に応じてイラストや写真を添付することも可能です。
3. 宛先を入力して料金を支払う
宛名や送り先住所を入力し、最後に料金を支払います。
支払い方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- 料金後納(毎月まとまった数を利用する場合のみ利用可能)
4. 送信完了
手続きが終わると送信が完了します。
大切な気持ちを迅速に伝えられる便利な方法です。
郵便局の窓口での送り方
インターネットを利用しない場合は、郵便局の窓口で直接手続きをする方法もあります。
窓口での流れは以下の通りです。
1. 台紙を選ぶ
窓口には数種類の台紙が用意されています。
係員に相談しながら選ぶと安心です。
2. 手書きでメッセージを書く
郵便局窓口で手続きをする場合はメッセージを自分の言葉で手書きできるのでより温かみのある弔電になります。
また、手書きではなく既定の文例をそのまま使って送ることもできます。
3. 宛先を書く
送り先の住所や名前を正確に記入します。
不明点がある場合は窓口スタッフに確認するとよいでしょう。
4. 支払いをする
支払いは以下の方法が利用可能です。
- 現金
- 切手
※クレジットカードは利用できません。
窓口で手続きする場合は、スタッフがサポートしてくれるので、初めての方でも安心です。
郵便局の弔電の料金
郵便局で送る弔電は、選ぶ台紙の種類によって料金が異なります。
弔電の料金には、文字数による追加料金が発生しないため、送りたい内容を自由に伝えることができます。
ただし、台紙のデザインや素材によって価格に幅があるため、用途や予算に応じた選択が必要です。
以下に主要な台紙の種類と料金を具体的に紹介します。
- うるし風(菊):窓口6,790円~ web6,690円~
- 織物(唐草):窓口4,080円~ web3,980円~
- 刺しゅう(菊):窓口2,720円~ web2,620円~
- おし花(白):窓口2,040円~ web1,940円~
- ゆり:窓口1,230円~ web1,130円~
- 弔:窓口780円~ web680円~
窓口で手続きする場合とWebレタックスを利用する場合で、料金に若干の差があります。
Webレタックスの方が約100円安くなるため、インターネットを利用できる環境がある場合はWebサービスがお得です。
郵便局の弔電が送れる窓口の時間は?
郵便局で弔電を送れる窓口は、郵便窓口です。
郵便局によって窓口の営業時間が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
一般的に、小規模な郵便局では平日のみ9:00~17:00、大規模な郵便局では9:00~19:00まで対応している場合が多いです。
また、ゆうゆう窓口を利用すれば、土日や祝日でも弔電を申し込むことが可能です。
ゆうゆう窓口の営業時間は地域や局ごとに異なりますが、夜や早朝まで対応しているところもあります。
急な事情で平日に行けない場合でも、ゆうゆう窓口を活用すれば安心です。
どうしても営業時間内に利用することができないのであれば、インターネットでWebレタックスの利用を検討しましょう。
郵便局の弔電はいつ届く?土日でも届く?
郵便局の弔電は、申し込み時間に応じて当日または翌日に届けられます。
土日や祝日も配達を行っているため、急ぎの場合でも安心して利用できます。
具体的には、以下のような配達スケジュールです。
多くの地域では、15時30分までに手続きを完了すれば当日中に配達されます。
ただし、一部地域では13時30分が締め切りになります。
特に地方や配達網が限定される地域では、事前に確認しておくことが重要です。
また、土日や祝日であっても配達されるので、喪主やご遺族に速やかにお悔やみの気持ちを伝えられます。
ただし、申し込みのタイミングによっては翌日配達になることもあるため、なるべく早めに手続きを行うのがおすすめです。
郵便局での弔電の送り方のまとめ
郵便局の弔電は、窓口またはWebレタックスで送れます。
窓口では、台紙を選び、手書きでメッセージを記入し、宛先と料金を支払います。
支払いは現金または切手のみ可能です。
Webレタックスなら24時間対応で、台紙や文例を選んでメッセージを入力し、クレジットカードで支払いができます。
料金は台紙によって異なり、最安680円から高級な台紙は6,690円以上です。
申し込み締め切りは地域によりますが、基本的に15時30分までなら当日配達可能。
土日祝日も対応しているため、急ぎの場合でも安心です。