郵便物を送ったり受け取ったりする中で、「引受」という表示を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
「引受って何?」「引受のまま進まないけど大丈夫?」といった疑問や不安を抱える方も少なくありません。
本記事では、郵便局の「引受」とは何を意味するのか、引受後に届くまでの時間の目安や、万が一引受から動きがない場合の対処方法を分かりやすく解説します。
郵便局の引受とは?
郵便局の「引受」というステータスは、郵便物を差し出した郵便局が正式に受け取ったことを意味します。
つまり、送り主から郵便局へ渡された段階を示しています。
このステータスは、郵便追跡サービスで確認することができ、郵便物がきちんと発送手続きに進んだかどうかを知る手がかりになります。
郵便物のステータスは、以下の順番で変化します。
- 引受:郵便局が郵便物を受け取りました。
- 中継:他の郵便局を経由して配送されています。(※中継が表示されない郵便物もあります)
- 到着:配達先のエリアにある郵便局に到着しました。
- お届け先にお届け済み:受取人に配達されました。
※中継が表示されるもの(ゆうパック・書留郵便)
※中継が表示されないもの(レターパック・レターパックプラス・ゆうパケット)
これらは中継地の表示が省略されますが、配達状況は「引受」「到着」「お届け先にお届け済み」で確認できます。
郵便追跡を活用すると、郵便物がどの段階にあるのか分かり、安心して待つことができます。
特に重要な郵便物は、ステータスの確認をおすすめします!
郵便局の引受から届くまでの時間
郵便局の「引受」とは、郵便局が郵便物を受け取った状態を示します。
この「引受」のステータスから郵便物が届くまでの時間は、多くの場合で翌々日が目安となります。
つまり、郵便物を差し出した日を含めて2日後には、相手に配達されることが一般的です。
ただし、以下のような場合には、配達に時間がかかることがあります。
- 配達先が離島や山間部などの遠隔地の場合
- 土日祝日を挟む場合(普通郵便では配達休止の日もあります)
- 天候不良や交通障害による遅延
・配達の目安(東京から大阪に普通郵便を送る場合)
- 1日目:「引受」
- 2日目:「中継」「到着」
- 3日目:「お届け済み」
速達やゆうパックを利用すると、通常よりも早く届きます。
速達はほとんどの場合翌日配達、ゆうパックはエリアによって同日配達が可能な場合もあります。
「引受」からの配達期間を正しく理解し、スケジュールに余裕を持って利用しましょう。
郵便局の引受から進まない時の対処方法
郵便物の追跡ステータスが「引受」のままで進まないと、不安になることがありますよね。
しかし、基本的にはステータスだけが更新されていない場合が多く、実際には郵便物が動いているケースがほとんどです。
このため、ほとんどの場合は心配せず、しばらく待つことで問題なく配達されます。
・数日経っても変化がない場合の確認手順
「引受」の状態が長く続き、数日経っても配達されない場合は、以下の対処方法を試してみましょう:
・配送スケジュールを再確認
配達先が離島や遠隔地である場合、通常より時間がかかることがあります。
土日祝日を挟むと配達が遅れることもあるため、予定を確認しましょう。
・郵便局の追跡サービスを再チェック
更新が遅れている可能性があるので、数時間おきに再確認してみます。
・送り主に確認
もしあなたが受取人の場合、送り主が正しい住所を記載しているか、発送時の控えがあるかを確認します。
・郵便局へ問い合わせる
数日経っても配達されず、ステータスが「引受」のままなら、郵便局で確認する必要があります。
お問い合わせ番号を控えて、発送した郵便局やカスタマーサービス(日本郵便の公式窓口)に連絡してください。
・問い合わせの際に必要な情報
- 追跡番号(控えが必要)
- 差出日時(発送時のレシートや記録を用意)
- 差出人・受取人の住所(詳細な情報があると調査がスムーズです)
・注意点
トラブルが起きた場合、配達員が住所を探し切れなかったり、郵便物が配送センターで止まっていたりする可能性があります。
速やかに郵便局に相談することで解決できるケースがほとんどです。
不安な場合も慌てず、まずは状況を落ち着いて確認し、適切に対応することが重要です。
郵便局の引受とは?届くまでの時間や引受から進まない時の対処方法のまとめ
郵便局の「引受」とは、郵便局が郵便物を正式に受け取った状態を指し、その後「中継」「到着」「お届け済み」とステータスが進みます。
配達は通常、引受の翌々日が目安ですが、速達やゆうパックを利用すると早く届く場合もあります。
ステータスが「引受」のまま進まない場合は、実際には荷物が動いていることが多く、しばらく待てば問題なく届きます。
ただし、数日経っても変化がない場合は、郵便局に問い合わせましょう。
問い合わせの際は追跡番号や発送日などを用意するとスムーズです。
安心して郵便を利用するために、配達状況を確認しつつ、必要に応じて対応してください。