郵便局の配達時間指定の時間帯とは?指定できないケースとは?

郵便局の配達時間の指定

「郵便局で配達時間を指定できるサービスは何?」「配達時間を指定できる時間帯が気になる」

そんな疑問や悩みを抱えていませんか?

本記事では、郵便局の配達時間指定サービスの詳細や利用方法、対応している時間帯についてわかりやすく解説します。

郵便局で配達時間の指定ができるサービスとは?

郵便局では、荷物や郵便物によって配達時間を指定できるサービスがあります。

ただし、すべての郵便物が対象ではないため、種類ごとに確認することが大切です。

以下で詳しく解説します。

配達時間指定ができるサービス

配達時間指定ができるサービスは以下のようになっています。

  • 手紙(第一種郵便物)
  • ゆうパック

・手紙(第一種郵便物)

通常の手紙は、配達時間帯指定郵便というオプションを追加することで、希望の時間帯に届けてもらうことができます。

たとえば、大切な書類やお祝いのカードなど、特定の時間に確実に届けたい場合に便利です。

・ゆうパック

ゆうパックは、標準で配達時間帯を指定する機能が付いています。

利用者は申し込み時に、指定可能な時間帯から選ぶことができます。

配達時間指定ができないサービス

配達時間指定ができないサービスの一例は以下のようになっています。

  • はがき(第二種郵便物)
  • レターパック
  • ゆうパケット
  • クリックポストなど

・はがき(第二種郵便物)

はがきは、配達時間帯指定郵便のオプションを利用することができません。

そのため、通常の配達ルートに従って配達されます。

・レターパック

レターパックライトやレターパックプラスのいずれも配達時間の指定はできません。

速達のようなスピード配達が特徴ですが、時間の細かい指定はできない点に注意が必要です。

・ゆうパケット

ゆうパケットも配達時間指定は非対応です。

主に軽量の荷物を安価で送る手段として人気ですが、時間の調整はできないため、受け取りには注意が必要です。

・クリックポスト

クリックポストも配達時間の指定はできません。

主に小さな荷物や書類を送るのに適しており、コストを重視する場合に向いています。

郵便局で配達時間の指定ができる時間帯

郵便局では、一部のサービスで配達時間を指定することができます。

それぞれのサービスで指定可能な時間帯が異なるため、詳しく見ていきましょう。

配達時間帯指定郵便のオプションの場合

配達時間帯指定郵便を利用すると、以下の3つの時間帯から配達時間を指定することができます。

  • 午前(8時から12時)
  • 午後(12時から17時)
  • 夜間(17時から21時)

ゆうパックの場合

ゆうパックの場合以下の6つの時間帯から配達時間を指定することができます。

  • 午前中
  • 12時頃~14時頃
  • 14時頃~16時頃
  • 16時頃~18時頃
  • 18時頃~20時頃
  • 19時頃~21時頃

郵便局が定めたこれらの時間帯よりも細かい配達時間の指定はできません。

例えば「朝の9時までに届けてほしい」「15時ピッタリに届けてほしい」といった要望には応えることはできません。

再配達の場合は配達時間の指定ができる

郵便局では、ゆうパック以外にもレターパックプラス、簡易書留など時間指定配達ができないサービスであったとしても、再配達時には配達時間を指定することができます。

このとき、以下の希望する配達時間を指定することが可能です。

  • 午前中
  • 12時頃~14時頃
  • 14時頃~16時頃
  • 16時頃~18時頃
  • 18時頃~20時頃
  • 19時頃~21時頃

レターパックプラスや簡易書留などの配達時間が指定できないサービスの場合は、不在票をもらってから配達時間を指定できると覚えておきましょう。

郵便局に差し出した後に配達時間を変更することはできるのか?

郵便局に荷物を差し出した後でも、配達時間を変更できる場合があります。

ただし、変更を希望する人が差出人か受取人かによって手続きの方法が異なります。

以下で詳しく解説します。

差出人が配達希望日時の変更を希望する場合

差出人が配達希望日時を変更したい場合は、ゆうパックの配達を担当する郵便局に直接連絡する必要があります。

連絡の際には、荷物の伝票番号や差出人情報を用意しておくとスムーズです。

この手続きを利用すれば、まだ配達が行われる前の段階で、希望する日時への変更が可能になります。

受取人が配達希望日時の変更を希望する場合

受取人が変更を希望する場合、配達予定日の午前3時までであれば、「配達のお申し込み受付」サービスを利用して配達時間を変更することができます。

このサービスは郵便局の公式ウェブサイトやスマートフォンアプリで手軽に利用可能です。

午前3時を過ぎると、配達時間の変更は受け付けられなくなります。

この場合、配達員が荷物を届けた際に不在であれば、不在票が郵便受けに投函されます。

不在票を確認したら、再配達の手続きを行うことで、新しい配達日時を指定できます。

>>「配達のお申し込み受付」はこちらから

郵便局の配達時間の指定のまとめ

郵便局では、荷物の種類によって配達時間を指定できるサービスがあります。

ゆうパックは標準で時間指定が可能で、午前中から夜間まで6つの時間帯を選べます。

手紙(第一種郵便物)はオプションで時間指定可能ですが、はがきやレターパックなどでは対応していません。

再配達時には不在票を使って時間指定が可能で、受取人は配達予定日当日の午前3時までにオンラインで変更手続きができます。

それを過ぎた場合は再配達依頼が必要です。

サービスを適切に利用することで、スムーズに荷物を受け取れます。