「角2封筒でA4書類を送りたいけれど、郵便料金はいくらかかるの?」と悩んでいませんか?
特に、仕事やプライベートで重要な書類を送る場合、間違った料金だと返送されてしまうことも。
無駄な時間や手間を避けるためにも、正確な郵便料金を知っておきたいですよね。
このページでは、角2封筒(A4サイズ)を使った郵便の料金や注意点を分かりやすく解説します。
角2封筒(A4サイズ)の郵便料金はいくら?
角2封筒とは、サイズが240mm×332mmの封筒のことです。
この封筒は、A4サイズ(210mm×297mm)の用紙が折らずにそのまま入る大きさで、書類を送る際によく使われています。
例えば、履歴書や契約書などの重要な書類を送る際に活躍します。
では、この角2封筒を使って郵便物を送る場合、料金はどのくらいかかるのでしょうか?
日本郵便では、角2封筒は「定形外郵便物の規格内」に分類されます。
これは、長辺が34cm以内、短辺が25cm以内、厚さが3cm以内、そして重量が1kg以内の郵便物に適用される規格です。
郵便料金は封筒に入れた書類の重さによって変わります。以下がその料金表です。
- 50g以内:140円
- 100g以内:180円
- 150g以内:270円
- 250g以内:320円
- 500g以内:510円
- 1kg以内:750円
例えば、A4サイズの用紙を10枚程度(約50g)送る場合は140円、厚めの資料を送る場合(100g~250g程度)は320円になります。
厚さが3cmを超える場合は規格外扱いとなり、料金がさらに高くなるので注意しましょう。
速達を利用する場合の追加料金
急いで書類を送りたい場合、速達サービスを利用する方法があります。
速達料金は、基本の郵便料金に以下の追加料金を加算します。
- 250gまで:+300円
- 1kgまで:+400円
- 4kgまで:+690円
例えば、250gの書類を速達で送りたい場合、通常の郵便料金320円に300円が加わり、合計620円となります。
速達は通常よりも早く届くので、急ぎの書類や締め切りが迫っている場合に便利です。
書留を利用する場合の追加料金
書留サービスは、郵便物の安全性を高め、万が一の紛失や破損があった場合に損害賠償を受けられるサービスです。
書留には「現金書留」「一般書留」「簡易書留」の3種類があります。
- 現金書留:+480円(損害要償額1万円まで。以降5,000円ごとに+11円)
- 一般書留:+480円(損害要償額10万円まで。以降5万円ごとに+23円)
- 簡易書留:+350円(損害要償額5万円まで)
例えば、100gの書類を簡易書留で送りたい場合、通常の郵便料金180円に350円を加算して合計530円になります。
重要な郵便物を確実に届けたい場合に活用しましょう。
このように、角2封筒を使った郵便料金は重さやサービスによって異なります。
送る内容や必要な安全性に応じて、適切な方法を選んでください。
A4サイズの紙の郵便料金を安く抑える方法
A4サイズの紙をそのまま角2封筒で送ると、定形外郵便扱いとなり、最低でも140円の料金がかかります。
しかし、郵便料金を少しでも安く抑えたい場合は、紙を折って「定形郵便物」として送る方法があります。
定形郵便物は、長さが14~23.5cm、幅が9~12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内の郵便物を指します。
この条件を満たす封筒として、「長形3号(120mm×235mm)」や「長形4号(90mm×205mm)」の封筒があります。
A4サイズの紙を三つ折りにして、これらの封筒に入れれば、定形郵便物として扱われ、50g以内であれば110円で送ることが可能です。
例えば、履歴書や手紙など、折っても問題のない書類であれば、角2封筒を使わずに長形3号や長形4号の封筒を使うことで、郵便料金を抑えることができます。
特に、頻繁に郵便を利用する方にとっては、大きな節約につながります。
郵便料金を節約したいときには、封筒のサイズや送り方を工夫してみましょう。
角2封筒(A4サイズ)の郵便料金はいくら?のまとめ
角2封筒はA4サイズの紙がそのまま入る大きさで、定形外郵便の「規格内」として扱われます。
料金は重量によって異なり、50g以内は140円、100g以内は180円、250g以内は320円、1kg以内は750円です。
急ぎの場合は、速達料金(+300円~)を追加することで早く届けることができます。
また、書留サービス(+350円~)を利用すると、紛失・破損時の補償が受けられます。
料金を安く抑えるには、A4用紙を三つ折りにして長形3号または長形4号封筒に入れ、定形郵便として送ると50g以内で110円で済みます。
内容や用途に応じて最適な方法を選びましょう。